阪神タイガースのブルペンを支える左腕・及川雅貴(およかわ まさき)選手。
2025年シーズンには防御率0.87という驚異的な成績を残し、一気にチームを代表するリリーバーへと駆け上がりました。
2026年は前年ほどの圧倒的な成績ではないものの、阪神のリリーフ陣を支える重要な左腕として存在感を示しています。
この記事では、及川雅貴選手の出身や経歴、人物像、ドラフトの経緯、プレースタイルと評価、今後の展望、さらに家族や彼女・結婚に関する情報まで、気になるポイントを一つの記事にまとめて解説します。
及川雅貴の出身と経歴は?
及川雅貴選手は2001年4月18日生まれ、千葉県出身の左投左打の投手です。
中学時代から「スーパー中学生」と呼ばれるほどの逸材で、名門・横浜高校に進学後は甲子園に3度出場するなど、早くから注目を集めていました。
基本プロフィールを以下の表にまとめます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 氏名 | 及川 雅貴(およかわ まさき) |
| 生年月日 | 2001年4月18日 |
| 出身地 | 千葉県八日市場市(現・匝瑳(そうさ)市) |
| 身長 / 体重 | 184cm / 86kg |
| 投打 | 左投左打 |
| 背番号 | 37 |
| 愛称 | オヨヨ(オヨ) |
| 経歴 | 匝瑳市立須賀小学校(須賀スポーツ少年団)→ 匝瑳市立八日市場第二中学校(匝瑳リトルシニア)→ 横浜高校 → 阪神タイガース(2020年〜) |
| ドラフト | 2019年 3位 |
小学3年生のときに地元の「須賀スポーツ少年団」で野球を始め、6年生で千葉ロッテマリーンズジュニアに選出されるなど、幼少期から高い野球センスを見せていました。
中学時代はU-15日本代表にも選ばれ、大会最優秀防御率を受賞するなど「スーパー中学生」として全国区の知名度を得ています。
横浜高校では1年春からベンチ入りし、2年秋からエースを任される活躍を見せ、後にプロ入りする奥川恭伸投手(星稜)、佐々木朗希投手(大船渡)、西純矢投手(創志学園)とともに「高校BIG4」と称されました。
一方で高校時代は制球難に苦しんだ時期もあり、順風満帆だったわけではありません。
及川雅貴の人物像について
及川雅貴選手を語るうえで欠かせないのが「オヨヨ」という愛称です。
高校時代からファンに親しまれてきたこの呼び名を、プロ入り会見でも自ら希望し、現在も阪神ファンから愛されるニックネームとして定着しています。
整った顔立ちと誠実な受け答えから「かっこいい」「かわいい」とSNSでも話題になることが多く、若手ながら人気の高い選手の一人です。
プレー面では、横浜高校OBである松坂大輔さんを目標に掲げており、同じく横浜高校OBの俳優・上地雄輔さんにオリジナルの登場曲を作ってもらうなど、母校とのつながりを大切にしていることでも知られています。
及川選手自身は一貫して「先発投手」を志向してきましたが、プロ入り後はチームの状況に応じてリリーフで起用される期間が長く続きました。
「チームのために頑張る気持ちがあるが、悔しい思いもある」と本音を語ったこともあり、役割へのこだわりと同時にチームを優先する誠実な姿勢がうかがえます。
2022年頃には「高卒3年目で2桁勝利」という目標を掲げ、フォームのコンパクト化に取り組むなど、常に高い目標を持って野球に向き合ってきた選手です。
及川雅貴のドラフトについて
及川雅貴選手は2019年10月17日に行われたドラフト会議で、阪神タイガースから3位指名を受けました。
契約金は推定5000万円、年俸は推定600万円での仮契約で、背番号は現在も背負い続けている「37」が与えられました。
横浜高校のエースとして「高校BIG4」の一角に数えられ、最速153km/hを誇る潜在能力の高さから多球団の注目を集めていましたが、高校3年時は制球難などもあり地方大会・甲子園ともに納得のいく結果を残せずに終わりました。
それでも将来性を高く評価した阪神が3位指名で獲得し、担当スカウトの熱心な交渉の末に入団が決まっています。
及川雅貴のプレースタイルと評価
及川雅貴選手はスリークォーターから最速154km/hのストレートを投げ込む本格左腕です。
プロ入り当初は制球面に課題を抱えていましたが、二段モーションの習得などフォームの改良を重ねたことで安定感が向上し、2025年には自己最高の成績を残すブレイクシーズンを迎えました。
2025年までの通算成績
| 年度 | 登板 | 勝利 | 敗北 | セーブ | ホールド | 投球回 | 奪三振 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 39 | 2 | 3 | 0 | 10 | 39 | 38 | 3.69 |
| 2022年 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 9.00 |
| 2023年 | 33 | 3 | 1 | 0 | 7 | 36 1/3 | 40 | 2.23 |
| 2024年 | 9 | 1 | 3 | 0 | 0 | 29 1/3 | 23 | 2.76 |
| 2025年 | 66 | 6 | 3 | 1 | 46 | 62 | 66 | 0.87 |
2025年に大ブレイク
特筆すべきは2025年シーズンです。
66試合に登板し、防御率0.87、46ホールドという驚異的な数字を残し、8月には18試合連続ホールドという当時のNPB記録を樹立しました。
その後、2026年にウィンゲンター(埼玉西武ライオンズ)が20試合連続ホールドを記録し、現在のプロ野球記録は20試合となっています。
同年にはオールスターゲームにも初選出されるなど、名実ともに阪神ブルペンの中心選手へと成長しています。
投げる球種
及川雅貴投手の投球の軸となるのは、力のあるストレートと鋭いスライダーです。
決め球としてキレのあるスライダーを軸に、カーブ、チェンジアップ、ツーシームなどを織り交ぜて打者を打ち取ります。
高校時代から変化球の習得に積極的に取り組んできたことで、プロ入り後も球種の幅を着実に広げてきました。
特にリリーフとして起用されるようになってからは、このストレートとスライダーを中心に打者を追い込み、短いイニングで三振を奪う投球が目立つようになりました。
年俸推移
| 年度 | 推定年俸 | 備考 |
|---|---|---|
| 2020年(1年目) | 600万円 | ドラフト時の契約金は推定5000万円 |
| 2021年 | 600万円 | |
| 2022年 | 2000万円 | |
| 2023年 | 1500万円 | |
| 2024年 | 3200万円 | 1700万円増 |
| 2025年 | 3000万円 | 200万円減 |
| 2026年 | 1億円 | 7000万円増、2025年の大活躍が評価され大幅アップ |
2025年のブレイクを経て、2026年シーズンの契約更改では一気に7000万円増となる推定年俸1億円で契約。
プロ入り以来の最高額を大きく更新し、球団からの評価の高さがうかがえる結果となりました。
及川雅貴 今後の展望
2025年の圧倒的な成績によって、及川雅貴選手は阪神ブルペンに欠かせない存在となりました。
2026年シーズンも開幕から中継ぎの一角としてコンスタントに起用されており、9月時点で39試合に登板するなど、フル回転で投げ続けています。
これまで及川投手本人は先発投手への意欲を示してきました。
一方、2025年にはリリーフとして大きく飛躍しており、現在は中継ぎとしての適性も高く評価されています。
今後、どの起用法が及川投手のキャリアにとって最適なのかも注目されます。
左腕としての希少性や、最速154km/hのストレートとスライダーを軸とした投球術は、リリーフとしてはもちろん先発としても大きな武器になり得るものです。
制球力と安定感をさらに高めていくことができれば、阪神の投手陣を長期にわたって支える存在となることが期待されます。
及川雅貴の家族は?
及川雅貴投手の家族構成は、父・母・姉・本人の4人家族です。
2歳年上のお姉さんがおり、幼少期は姉弟で毎日暗くなるまで一緒に遊んでいたと、母親がインタビューで明かしています。
両親ともに野球経験のある家庭ではなく、及川投手が野球選手になったことは家族や周囲から「突然変異」と表現されています。
出身地の千葉県匝瑳市は田んぼや緑豊かな土地で、近所の大人たちが子どもたちを見守り育てるような、のどかな環境で少年時代を過ごしたことも知られています。
こうした温かい地元の環境が、誠実で真っすぐな人柄の礎になっているのかもしれません。
及川雅貴は結婚している?・彼女はいる?
2026年9月時点で、及川雅貴選手本人や球団から結婚を発表した事実は確認できません。
また、交際している女性についても信頼できる報道は確認されていません。
整った顔立ちからファンの間では「彼女はいるのか」という関心が高いものの、プライベートな部分は本人が公にすることは少なく、野球選手としてのキャリアを最優先している時期といえそうです。
今後、活躍が続くにつれて交際や結婚に関する情報が出てくる可能性はありますが、現時点では野球に集中する姿勢が伝わってきます。
まとめ
及川雅貴選手は、横浜高校時代から「スーパー中学生」「高校BIG4」として注目を集め、2019年ドラフト3位で阪神に入団した左腕投手です。
プロ入り後は制球難やケガに苦しむ時期もありましたが、着実にフォームや投球術を磨き上げ、2025年には防御率0.87・46ホールド・18試合連続ホールドのプロ野球新記録(当時)を樹立し、圧倒的な成績で大ブレイクを果たしました。
その活躍が評価され、2026年シーズンの年俸は一気に1億円へと大幅アップしています。
プライベートでは温かい家庭で育ち、誠実な人柄と真っすぐな野球への姿勢で多くのファンに愛される及川雅貴選手。
中継ぎとして確固たる地位を築きつつある及川選手が、今後さらに先発への挑戦や、より一層の活躍を見せてくれるのか、引き続き注目していきたい選手です。
Q&A
Q1. 及川雅貴選手の出身高校はどこですか?
A. 神奈川県の名門・横浜高校出身です。甲子園には3度出場し、「高校BIG4」の一人として注目されました。
Q2. 及川雅貴選手の愛称の由来は?
A. 「オヨヨ」という愛称で、姓の「及川」に由来する高校時代からの呼び名です。本人がプロ入り会見でこの愛称を継続して呼んでほしいと語ったことで定着しました。
Q3. 及川雅貴選手はどんな球種を投げますか?
A. 最速154km/hのストレートを軸に、スライダー、カーブ、チェンジアップ、ツーシームなどの変化球を投げ分けます。
Q4. 及川雅貴選手の2025年の成績はどれくらいすごいのですか?
A. 66試合に登板し、防御率0.87、46ホールドを記録。8月には18試合連続ホールドというセ・リーグ記録(樹立当時のNPB記録)を達成し、オールスターにも初選出されました。
Q5. 及川雅貴選手は結婚していますか?
A. 2026年時点で結婚の発表や交際報道はなく、独身とみられています。
Q6. 及川雅貴選手は先発投手ですか、中継ぎ投手ですか?
A. 現在は中継ぎとして起用されることが多いですが、本人は先発投手への意欲を持ち続けており、今後の起用法にも注目が集まっています。


