阪神タイガース尼崎新球場初の2軍監督・平田勝男とは?現役時代はどんな選手だったのか?

建設中の新球場の視察にきた平田勝男さん 阪神タイガース
サンスポより引用岡田

2025年、阪神タイガース2軍の本拠地が『鳴尾浜球場』から、新球場『日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎』へ移転しました。

新しく奇麗になり、設備も今までより充実するようです。観戦に行くのが楽しみになりますね。

さて2025年、新球場初の2軍監督には、『平田 勝男』さんが就任されました。

平田さんは長きにわたり阪神タイガースと縁のある方で、これまで以下のように様々な形でチームに貢献されています。

  • 1982~1994年・・・現役選手
  • 1997~2001年・・・1軍コーチ
  • 2002~2003年・・・星野監督の専属広報及び運転手
  • 2004~2006年・・・1軍ヘッドコーチ(1回目)
  • 2007~2010年・・・2軍監督(1回目)
  • 2013~2014年・・・2軍監督(2回目)
  • 2015年 ・・・・・・1軍ヘッドコーチ(2回目)
  • 2016~2018年・・・1軍チーフ兼守備走塁コーチ
  • 2019~2022年・・・2軍監督(3回目)
  • 2023~2024年・・・1軍ヘッドコーチ(3回目)

2025年には、なんと4回目の2軍監督就任ということになりますね。

2軍は若手選手の育成を担う面もあり、平田さんには指導熱心、人望が厚いイメージを持ちますが、どのような方なのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

明るい性格で、愛称は『ミッキー』

現役時代、ミッキーマウスに似ていることや、明るい性格なことから、『ミッキー』という愛称がつけられていたそうです。

名付け親は、最強助っ人と名高いバースさんだそうです。

2023年の日本一優勝の祝賀会では、中締めのあいさつで『お疲れ生です~』『コマーシャル待ってます!』とビールのCMをまねた発言をし、その後本当にコマーシャルに出場したことは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

平田勝男さんがコマーシャルに出演している画像
サンスポより引用

このようにムードメーカーでもあるので、選手たちからは慕われていることが推測できますよね。

モットーは『厳しく楽しく』

コーチ時代は常に大声で声を出し、ムードメーカーとしてチームを盛り上げていました。

選手のことを想って愛のムチ、厳しい檄をとばすこともありますが、1軍ヘッドコーチの時は明るく社交的な性格を生かし、監督と他のコーチ、選手との橋渡し役を勤められていました。

熱い漢

以前2軍監督を勤められていた当時の試合で、タイガースの選手が打席に立っているときに明らかなボール球をストライクとコールされ、『クソボールやないか!!』『選手は一生懸命やってるんや!!』と球審に猛抗議したエピソードがあります。

選手の気持ちを汲み取り動いてくれる、まさに理想の上司ですね。

現役時代の活躍は?

平田勝男さんの現役時代の成績一覧表
日本野球機構より引用

上記が平田 勝男さんの現役時代の成績です。

攻撃面では、出塁率が3割を超えている年が多いことから、選球眼のいい選手であったことがうかがえます。

守備面では主にショートを守り、『蝶が舞い蜂がさす』と評されるような華麗な守備を見せていたそうです。

その証拠に、守備面で特に貢献した選手に贈られるゴールデングラブ賞(1986年までは前身のダイヤモンドグラブ賞)を1984~1987年の4年連続受賞されています。

かつて阪神タイガースが優勝した1985年にも受賞していることから、守備面で優勝に大きく貢献されたのではないでしょうか。

まとめ

以上、平田 勝男さんの経歴、人柄、現役時代の成績について見てきました。

まとめると

  • 所属したプロ野球チームは現役、引退後とも阪神タイガースのみで、長きにわたりチームを支えている。
  • 明るいキャラクターで愛称は『ミッキー』、ムードメーカーの一面がある。
  • 現役時代は守備の名手で、主なポジションはショート

今後は2軍の新球場で、ご自身のようにチームのまとめ役となる選手、華麗な守備を見せてくれる選手をどんどん育て上げ、1軍に送り込んでほしいですね。

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