阪神タイガースの主軸である大山悠輔選手。
勝負強い打撃でチームを牽引し、特に2023年には全試合で「4番・一塁手」として出場、リーグ優勝と日本一に貢献、最高出塁率、ゴールデングラブ賞、ベストナインも受賞しました。
例年、夏場にかけて調子が上がる傾向があり、ペナントレース後半の優勝争いの原動力として重要な役割を果たしています。
そんな大山悠輔選手、茨城県出身で、実家はお蕎麦屋さんを営んでいることがファンの間では知られています。
気になったので実際に食べに行ってみました。
お店に関することや、雰囲気、料理、エピソードなどをまとめました。
お店について
お蕎麦屋さんの名前は、『そば処きぬ』といいます。

店主は大山選手の父・大山正美さん。2015年頃から蕎麦の修行を始め、2021年頃に独立して「そば処きぬ」を開業しました。
父の大山正美さんも野球経験者だそうですよ。
営業時間は11時〜14時と短めで、夜の営業はしていないようです。
遠方から訪れるファンも多く、週末には行列ができることもあるそうです。
どこにあるの?行き方は?
お店は茨城県下妻市、鬼怒川沿いのどかな田園風景の中にあります。

最寄り駅は関東鉄道常総線の宗道駅となりますが、駅からは2kmあり、徒歩で約30分かかります。
私は宗道駅から歩いてお店に向かいました。
平坦で歩きやすく、途中田んぼの中を通るので景色のいい道中でした。
散歩やのどかな風景が好きな人は歩いて向かうのも良いかもしれません。
ただ、宗道駅に向かう列車の本数が日中は1時間に1~2本と、あまり多くありません。
特に夏場は日陰のない田園地帯を歩くことから、熱中症や虫の対策等が必要になると思います。
お店には駐車場が併設されていますので、車(レンタカー)で向かうことも選択肢の一つになると思います。
入店


お店の前に来ました!
大きい看板と暖簾がかかっているので遠くからでもわかりやすいと思います。
暖簾に阪神タイガースのロゴマークがついていますね!
私は土曜日の12時半ごろに行きましたが、満席で入店まで少し待ちました。
お店の入り口に、順番待ちの際に名前を書く紙と、数人が座れるベンチがあります。

入店してすぐ、レジ前には大山選手のサインと写真がありました。



他にも店内には大山選手のユニフォームやグッズが飾られ、阪神ファンにとっては聖地のような存在となっています。

全国各地から阪神タイガースファンが訪れるようで、店主のお父さんからお礼のメッセージもありました。
食事
店名に『そば処』と入っていますが、うどんや丼、揚げ物、おつまみ等、蕎麦以外のメニューもたくさんありました。
人気の『大根せいろ蕎麦』と、『天ぷら盛り合わせ』を注文しました。
天ぷらは基本的に、注文を受けてから揚げるようです。少し時間がかかりますが揚げたてのサクサクのものが食べられます。

蕎麦は大盛を注文したのでかなりボリュームがあります。
白いのが大根で、蕎麦と同じくらいの太さのものが入っています。
大根おろしが付いてくると思っていたところ、千切りの大根が蕎麦の中に入っていたのが意外でした。
珍しいと思い調べてみると、茨城県の一部地域では千切りの大根を蕎麦と一緒に茹でるのが郷土料理となっているそうです。
シャキシャキの歯ごたえのある大根と、ツルツルのお蕎麦の2つの食感を同時に楽しむことができるのがいいなと思いました。
大山選手と『そば処きぬ』のエピソード
大山選手は茨城県下妻市出身で、地元の公立小中学校を経て、私立つくば秀英高校に進学されました。
プロ入り後も地元への愛着は強く、帰省時には家族とともに店を訪れることもあるそうです。
2021年には結婚を発表し、妻とともに『そば処きぬ』で蕎麦を味わったという微笑ましいエピソードも語られています。
まとめ
以上、阪神タイガース・大山悠輔選手の実家である『そば処きぬ』にまつわる情報をまとめました。
- お店の場所:大山選手の地元である、茨城県下妻市。
- お店への行き方:関東鉄道常総線の『宗道駅』が最寄りだが徒歩約30分かかる。駐車場があるので車(レンタカー)で行くことも可能。宗道駅前にタクシーの営業所もあり。
- 食事:お蕎麦屋さんだが、うどんや丼、揚げ物など、蕎麦以外のメニューも豊富。蕎麦はボリューミーで大根蕎麦が人気!
『そば処きぬ』は、ただの蕎麦屋ではなく、家族の絆と夢が詰まった場所。大山選手の活躍とともに、店の知名度も高まり、今では阪神ファンや地元の人々にとって特別な存在となっています。
素朴で温かみのある空間で、蕎麦とともに大山家の物語を味わえる、そんな魅力が『そば処きぬ』には詰まっています。